人間共生学科:「未来は選ばれるものではなく、つくるもの」。丸天産業・竹内理恵氏による特別講義を開催

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11月27日(火)、人間共生学科の「女性と職業生活A」(担当:小倉祥子教授)の講義において、株式会社丸天産業経営企画部長の竹内理恵氏をゲストスピーカーとしてお招きし、特別講義を実施しました。

講演テーマは、「人と空間のチカラで未来を変える−自分の未来を、自分のチカラで変えていく」。竹内氏からは、ご自身の高校時代から現在に至るまでのライフキャリア、そして、丸天産業での職業キャリアについて、お話しいただきました。

 

営業職として入社された当初は、社内唯一の女性営業であったことから、男性に負けたくないという思いに悩まれた時期もあったそうです。しかし、「売る営業から、信頼をつくる営業へ」という意識を転換したことで、自分らしく仕事ができるようになり、営業成績はもちろん、人間関係にも良い変化が生まれたと語られました。

 

また、若い社員の定着率に課題を感じ、「このままでは会社がもたない」と危機感を抱かれた竹内氏は、社長を巻き込み業務改善組織「Maruten2.0」を発足。会社内で当たり前とされていた慣習と向き合いながらも、職場の仲間と協力し、職場改善に取り組んだ実体験は、学生たちにとって大きな刺激となりました。また、仕事と家庭生活をパワフルに活躍されているお話も、学びの多い時間となったようです。

 

最後に、竹内氏から、「自分らしく働く——それは、周りの人も輝かせながら生きるということ。未来は“選ばれる”ものではなく、“つくっていく”もの」と、受講生へ向けた力強いメッセージをいただきました。