現代マネジメント学科:「これからの社会に向かって」~税務行政と査察制度について~  —国税局職員による特別講義を実施

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11月13日(木)、現代マネジメント学科の専門教育科目「租税法B」(担当:柴由花教授)で、名古屋国税局査察部職員と名古屋中税務署職員を講師に招き、特別講義を実施しました。
査察部部長 松井めぐみ氏は、「税金とは、私たちが健康で文化的な生活を送るための『会費』である」と話し、税務行政の仕組みや税の種類、国税局の役割、そして悪質な脱税を防ぐための「査察制度」や職員の仕事について、実務経験を交えながら詳しく説明しました。
その後、現代マネジメント学科OGの査察部 中村栞氏から実務の詳細だけではなく、民間企業への就職希望から国税庁職員を目指した経緯や進路変更による焦りや不安なども語られました。
最後に、名古屋税務署 石川理恵氏から、マイナンバーカードとスマートフォンを利用し手軽に確定申告ができる『e-Tax』の説明があり、学生たちは実際にスマートフォンを利用し疑似確定申告を体験しました。
 学生たちは、これから自分たちが社会に出て、納めることになる税金の意味や国税調査官、徴収官、査察官といった専門職種を目指すことができる国税職員という働き方を知る機会になりました。