すぎぱーく 11月子育て講座「なぜ幼少期に運動遊びが必要なのか」を開催

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 11月10日(月)、すぎぱーくで11月の子育て講座を開催しました。今回は、椙山女学園大学教育学部の佐藤善人教授から「なぜ幼少期に運動遊びが必要なのか」をテーマにお話がありました。
近年、子どもの体力低下が問題となっており、子どもの動きの質を観察評価した研究では、現在の小学校4年生の能力が20年前の年長に相当するという結果が出ています。体力低下の原因としては、身体活動の必要性の減少(エスカレーター・エレベーター・家電製品の発達)、車社会の加速、知育偏重に伴う運動時間の減少(塾や習い事で忙しい)等があげられます。
動作(動き)の修得は5~7歳ごろに急速に発達するため、神経系が発達するこの時期に様々な動きを経験することで、丈夫な身体、体力・運動能力の向上に加え、心の成長やコミュニケーション能力、社会適応力を養うことができると話しました。
また、親子でできる子重トレーニングの実践も行い、子どもたちの心身の健やかな成長のためには、保護者の関わり方が大切だと説明しました。