人間共生学科・人間関係学科・心理学科:医療とジェンダーの接点を学ぶ—名古屋大学医学部附属病院医師によるゲストスピーク—

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10月31日(金)、人間共生学科・人間関係学科・心理学科の「ジェンダー・セクシュアリティ論B」(担当:藤原直子教授)の授業において、名古屋大学医学部附属病院医師の松尾かずな先生をゲストスピーカーにお迎えし、「性別違和と医療」をテーマに講演を行いました。
松尾先生は、性別違和をめぐる医療の現場の話や課題について、具体的な事例を交えながら紹介。ジェンダーに関するクイズを通じて学生たちに問いかけを行い、知識だけでなく、自らの価値観や社会のあり方について考える機会を提供しました。 

また、松尾先生は当事者をサポートするNPO法人を立ち上げ、28年以上にわたって活動を続けており、医療従事者として、また支援の現場に長く関わる立場から、当事者を取り巻く社会的課題と支援の必要性を語りました。


学生たちは、共生社会のあり方、福祉・教育など多様な領域とジェンダーの関係を学ぶ中で、現場の実践を通じた理解を深める貴重な時間となりました。