外国語学部:ドラマもSNSも学びの味方?フランス在住日本語教師による講演「私の日本語勉強法」を実施

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10月16日(木)、フランス在住の日本語教師 サンティアン・ヴァン=エルスランド氏をお招きし、「私の日本語勉強法」をテーマにランチタイムに講演会を行いました。

サンティアンさんは、1997年にグルノーブル大学日本語専攻を卒業後、名古屋大学に留学。その後、日本大使館や自動車メーカーで日仏コーディネーター、通訳者として活躍されました。現在はフランス語教師として日本人向けに活動するほか、フランス在住の日本語教師としてYoutubeで日本の文化や言語について発信しています。
文字の種類が多く、漢字の読み方が多様であることなどから、日本語は習得の難易度が特に高いとされています。
サンティアンさんの習得のコツは「言葉を覚えるだけでなく、文化を理解すること」「毎日勉強するようにルーティンを作ること」。フランスにいる現在も、インターネットで配信されている日本のドラマを見たり、日本人俳優のInstagramをチェックするなど、新しい単語や文法に触れる機会を日々作っているというお話もありました。
また、語学を学ぶ際に大切なのは、「書き言葉においても話し言葉においてもミスを恐れずに繰り返し練習すること」、そして「ミスをするからこそ上達する」という点を特に強調されました。

学生たちにとって、言語の学びのヒントを得るとともに、留学やキャリアについて視野を広げる貴重な機会となりました。

サンティアンさんのYoutubeチャンネル「Santillane de NIPPONEMENT」