人間関係学研究科:院生が国際学会でポスター発表をしました
ニュース
10月18日(土)、國立成功大學心理學系(台湾台南市)で国際学会「2025 64th Annual Convention of Taiwanese Psychological Association」が開催され、人間関係学研究科の院生の小林恭子さんが、ポスター発表を行いました。

発表テーマは、「Effects of Fear of Compassion and Coping Styles on Subjective Well-Being」(コンパッションへの恐れとコーピングスタイルが主観的幸福感に及ぼす影響)。

本研究は、大学生のコーピングスタイルによるコンパッションへの恐れと主観的幸福感の差異を検討しました。その結果、コーピングスタイル(多様活用型 vs 放棄・責任転嫁型)によって大学生の幸福感およびコンパッションへの恐れの得点の傾向が異なることと、コーピングが主観的幸福感に及ぼす効果はコンパッションへの恐れの水準によって変化する可能性が示唆され、大学生の精神的健康を考える上で、コンパッションへの恐れとコーピングの相互作用を考慮する意義を明らかにしました。
発表当日は、多くの参加者から質問や貴重な意見が寄せられました。今回得られた知見や助言を基に、さらに研究を発展させていきます。
発表当日は、多くの参加者から質問や貴重な意見が寄せられました。今回得られた知見や助言を基に、さらに研究を発展させていきます。
