生活環境デザイン学科:「愛・地球博20祭」常設展示イベント『彩の回廊』に装飾を実施しました①【山下研究室】
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2005年に開催された日本国際博覧会「愛・地球博」(愛知万博)20周年を記念した「愛・地球博20祭」(主催:愛知万博20周年記念事業実行委員会)が現在、開催されています。その常設展示として、県内12大学、24の学生チームが集い、愛・地球博記念公園でインスタレーション(空間演出)を行う「彩の回廊」に生活環境デザイン学科の井澤研究室、𣘺本雅好研究室、山下研究室が参加しました。
常設展示は、開催期間を6つのタームに区切り、園内の4か所に設置された仮設構造物(モジュール)にチームごとで装飾を実施しており、今回は山下研究室の作品を紹介します。
常設展示は、開催期間を6つのタームに区切り、園内の4か所に設置された仮設構造物(モジュール)にチームごとで装飾を実施しており、今回は山下研究室の作品を紹介します。

北1駐車場から愛・地球博記念館へ向かう途中にある階段に設置された仮設構造物を装飾しました。

「でら糸(やーん)はってるやーん」
愛知万博20周年記念事業のメインテーマである「つなぐ・未来へ」に合わせて、一続きの糸で装飾を構成し、黄・オレンジ・赤・ピンクの水糸に、青く染めた水糸を加えた5色で、秋の夕方の空を表現しました。
沈む夕日に空が「今日もお疲れサンセット!」と言ってくれているような、1番ほっとする時間を水糸で切り取りました。また、愛知県の方言「でら」(とても)を使い、「やあ」「やん」(語尾)と「yarn」(糸)をかけたタイトルとしています。糸と空の重なりが、見る角度や距離によって異なる印象を作り出します。
制作に使用したゴム水糸には青色がなかったため、本学科アパレル分野で染色・機能加工を専門とする解野教授が協力。解野研究室の過去の卒業研究で余った染料を有効活用し、学生自身が染色して青色のゴム水糸を準備しました。
山下研究室はインテリア・プロダクト分野ですが、学科内にアパレルや建築分野があることで取り組める範囲が広がり、本学科の特徴を生かせた制作となりました。
愛知万博20周年記念事業のメインテーマである「つなぐ・未来へ」に合わせて、一続きの糸で装飾を構成し、黄・オレンジ・赤・ピンクの水糸に、青く染めた水糸を加えた5色で、秋の夕方の空を表現しました。
沈む夕日に空が「今日もお疲れサンセット!」と言ってくれているような、1番ほっとする時間を水糸で切り取りました。また、愛知県の方言「でら」(とても)を使い、「やあ」「やん」(語尾)と「yarn」(糸)をかけたタイトルとしています。糸と空の重なりが、見る角度や距離によって異なる印象を作り出します。
制作に使用したゴム水糸には青色がなかったため、本学科アパレル分野で染色・機能加工を専門とする解野教授が協力。解野研究室の過去の卒業研究で余った染料を有効活用し、学生自身が染色して青色のゴム水糸を準備しました。
山下研究室はインテリア・プロダクト分野ですが、学科内にアパレルや建築分野があることで取り組める範囲が広がり、本学科の特徴を生かせた制作となりました。
山下研究室担当学生(学年・五十音順)
担 当 | 学 年 | 氏 名 |
構想・基本設計 | 2024年度卒業生 (4年在学時に計画) |
稲垣 有紗、大浦 沙弥音、大谷 綾香 岡田 みなみ、川合 亜弥、羽根田 雅 堀田 はな、本間 伊吹、水野 紺菜 |
実施設計・制作・施工 | 4年生および留学生 | 鵜飼 彩、桐山 織衣、久保田 紗来 今 雪、田中 志緒梨、恒川 結衣 徳田 愛里咲、牧野 楓子、チョン ユジン |
施工 | 3年生 | 石川 董和、加藤 李恋、鈴木 翔子 服部 咲希、藤澤 亜沙美、丸山 実希 渡邉 未来 |