現代マネジメント学部:名古屋市の観光振興に関する特別講義を実施

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7月22日(火)、現代マネジメント学科の「実務研究C(国際社会)」(担当:水野英雄准教授)で、名古屋市観光文化交流局観光交流部観光推進課の堀端将司氏と近藤千穂氏を講師に迎え、「インバウンド受け入れ推進のための行政の取組と課題」をテーマに特別講義を開催しました。 
始めに堀端氏から、観光は経済や雇用への影響が大きく、名古屋市として誘客に積極的に取り組んでいることが紹介。具体的には経済波及効果が大きい宿泊客を増やすために名古屋からの周遊を増やすことや名古屋の強みである充実した各施設や歴史的な武将との関係があることをアピールする、東京・京都・大阪の間というゴールデンルート上にあることなどを活かして訪問者を増やすなど、名古屋市の魅力発信に注力していることが話されました。
その後、近藤氏から名古屋市職員の仕事や働き方について説明がありました。名古屋市は人口約230万人の巨大都市であり、約3万人の公務員と約3兆円の予算というスケールの大きな仕事ができる一方、市民生活に近い目線で名古屋市職員と市民が密接に関わりながら仕事できること。また、リモートワーク、フレックスタイム、育児休業制度など就業環境が充実していることが語られました。

学生は、名古屋市の観光によるグローバル化の意義と地域における行政や公務員の仕事の重要性を認識し、名古屋市に対する興味関心を高めていました。