現代マネジメント学科:「税金で何ができるのか」~静岡県財務部行政経営課課長が語る現実と課題~

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7月17日(木)、「租税法A」(担当:柴由花教授)で、静岡県財務部行政経営課の青木郁課長を講師に迎え、「静岡県を通してみる行政の姿」と題し、特別授業を行いました。

この講義は、税や社会保険料の実態、行政サービスと財源の関係といった行政の基礎的な仕組みを、具体的な事例を用いて学ぶことを目的に開講しています。今回は、高校授業料の無償化や県立高校の現状といった学生に身近なテーマを取り上げました。
人口減少が進む静岡県の行政施策は、愛知県をはじめとする他地域にとっても重要なヒントになります。行政の役割や財政の現実を学ぶことで、学生は自身の生活との関わりを実感し、主体的に社会と向き合う視点を養うことができました。
授業後の学生からは「収入に占める社会保険料の割合の大きさに驚いた」「公共交通や医療インフラの維持が必要」「公立高校の無償化には賛成だが、私立高校の無償化には反対」「まずは選挙に行くことから始めたい」といった声が寄せられました。

現代マネジメント学科では今後も、実務家による講義を積極的に行い、理論と現場を結ぶ実践的な学びを提供します。