コロナ禍後最多の学生が参加—図書館に置きたい本を選ぶ「学生選書ツアー」開催
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6月14日(土)、大学図書館は丸善名古屋本店(名古屋市中区)で本年度初の「学生選書ツアー」を開催し、新型コロナウイルス感染拡大収束後最多の学生21人が参加しました。
選書ツアーとは、学生が書店に出向き、決められた予算・時間内で図書館に置きたい、学習に役立つ資料をその場で選ぶイベントで、第1回開始の2010年から15年目を迎えました。同世代目線での蔵書選びを通じた図書館利用促進が目的です。
当日集まったのは6学部10学科の1~4年生21人で、小説やエッセイから経済、教育の専門書まで計132冊が選ばれました。
「好きな作家の本をみんなに勧めたい」「卒論を書くときの参考にしたい」「帯の推薦文で興味を持った」など選ぶ理由はさまざまで、哲学書を選んだ学生は「podcastで興味を持ったので入門書にした」と話すなど、ソーシャルメディア世代は本との出会い方も多様化しているようです。
今回選ばれた書籍は納品後、中央図書館・日進図書館の展示コーナーに置かれる予定です。さらに、選書した学生が最初に借りて読み、展示の際のPRとなるPOPや書評を作成します。
次回の選書ツアーは夏休み中の8月6日(水)、三省堂書店名古屋本店で開催され、7月中旬に参加者を再募集します。学生の皆さん、ぜひ一緒に本を選びに行ってみませんか。
選書ツアーとは、学生が書店に出向き、決められた予算・時間内で図書館に置きたい、学習に役立つ資料をその場で選ぶイベントで、第1回開始の2010年から15年目を迎えました。同世代目線での蔵書選びを通じた図書館利用促進が目的です。
当日集まったのは6学部10学科の1~4年生21人で、小説やエッセイから経済、教育の専門書まで計132冊が選ばれました。
「好きな作家の本をみんなに勧めたい」「卒論を書くときの参考にしたい」「帯の推薦文で興味を持った」など選ぶ理由はさまざまで、哲学書を選んだ学生は「podcastで興味を持ったので入門書にした」と話すなど、ソーシャルメディア世代は本との出会い方も多様化しているようです。
今回選ばれた書籍は納品後、中央図書館・日進図書館の展示コーナーに置かれる予定です。さらに、選書した学生が最初に借りて読み、展示の際のPRとなるPOPや書評を作成します。
次回の選書ツアーは夏休み中の8月6日(水)、三省堂書店名古屋本店で開催され、7月中旬に参加者を再募集します。学生の皆さん、ぜひ一緒に本を選びに行ってみませんか。
学生が選んだ本の一部
参加した学生の図書館利用の状況
参加した学生に図書館の利用について聞いたところ、週に1回くらいのペースで利用している人が多いようでした。その中には、子どものころから読書が好きな人もいれば、大学生になってから本を読むようになったという人も。
ある学生は、高校時代は部活が忙しく図書館をほぼ使わなかったといいます。
「大学生活では本を読む習慣を作ろうと思い、思い切って図書館のイベントを企画する『ライブラリーサポーター』に立候補した。司書さんや友人と本の話をするのはとても楽しく、新しいことにチャレンジして本当によかった。大学の図書館は本の数もジャンルもとても多く、充実しているのでぜひたくさんの人に使って欲しいです」
ある学生は、高校時代は部活が忙しく図書館をほぼ使わなかったといいます。
「大学生活では本を読む習慣を作ろうと思い、思い切って図書館のイベントを企画する『ライブラリーサポーター』に立候補した。司書さんや友人と本の話をするのはとても楽しく、新しいことにチャレンジして本当によかった。大学の図書館は本の数もジャンルもとても多く、充実しているのでぜひたくさんの人に使って欲しいです」
