生活環境デザイン学科:フィンランドでの海外研修プログラムが始動!

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今夏、生活環境デザイン学科はフィンランドでの2週間の海外研修プログラムをスタートさせます。

この海外研修は「生活環境特別実習B(学外研修)」(担当:村上心教授、清水秀丸講師)の一環として、海外で実践的な英語を学ぶとともに、異文化を体験しながら空間デザイン手法の修得を目指すものです。
生活環境デザイン学科の2~4年生が参加できる人気のプログラムで、これまでシドニー、バンコクで開催していましたが、今年度より渡航先にフィンランドが加わりました。今後は毎年3都市のいずれかで研修が行われる見込みです。

今回のフィンランド研修には大学院生を含む32名の学生が参加する予定で、6月3日(火)には参加者が集まり、渡航に向けて事前研修を行いました。

研修では、英語学習が話題となりました。現地では、ヘルシンキ郊外のラハティ応用科学大学にて、7日間に渡る建築ワークショップに現地の大学生と共同で取り組む予定をしており、これまで学科で学んできた知識に加え、コミュニケーションのための英語力も必要となります。学生たちは7月にTOEICを受験し、出発まで英語力を鍛えていくことになりました。

また、教員よりフィンランドの地理やプロダクトデザイン、建築について説明がありました。マリメッコやイッタラなど学生たちに馴染みのあるブランドや、フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの手がけた建築物が紹介されるとともに、フィンランドの歴史についても説明がありました。「外国に行くときはその国の歴史を学んでおくと、現地の人に失礼がなく、文化や暮らしも良く理解できる」というアドバイスに学生たちは真剣に聞き入っていました。

今後、学生たちは現地の大学生とリモートで顔合わせを行い、出発に向けて準備を進めていきます。学科では、参加学生の保護者に向けた説明会も実施する予定です。