すぎぱーく 5月子育て講座「乳児期の子育てで大切にしたいこと」を開催
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5月12日(月)、すぎぱーくで5月の子育て講座を開催しました。今回は、すぎぱーくの拠点長である椙山女学園大学教育学部の石橋尚子教授から「乳児期の子育てで大切にしたいこと」をテーマに講演がありました。
乳児期は赤ちゃんの心と体の基盤が育まれる大切な時期であり、特に愛着(安心と信頼)を育む親の応答的な関わりが重要です。母親的な人物(母親、母親代わりの人)から世話や養育を充分に施されないと、身体的・知的情緒的・社会的発達において、その後の人生に悪影響が続くという“ボウルヴィの愛着理論”があります。この理論が昔の日本では、3歳までは母親が子育てに専念すべきという考え方に誤解されて捉えられてしまったようですが、「女性の方が男性より育児に適している」という根拠はなく、母親でなくても子育てはでき、母性は本能ではなく育児経験を通じた学習によって形成されるものだと分かってきました。愛着の形成には、母親だけでなく父親、祖父母、兄弟などの関わりも重要であると学ぶことができたようです。
講座の最後には、乳児の愛着形成に効果的な「ふれあい遊び」を参加者と行い、スキンシップを通して「安心感」と「絆」を育むことができました。
乳児期は赤ちゃんの心と体の基盤が育まれる大切な時期であり、特に愛着(安心と信頼)を育む親の応答的な関わりが重要です。母親的な人物(母親、母親代わりの人)から世話や養育を充分に施されないと、身体的・知的情緒的・社会的発達において、その後の人生に悪影響が続くという“ボウルヴィの愛着理論”があります。この理論が昔の日本では、3歳までは母親が子育てに専念すべきという考え方に誤解されて捉えられてしまったようですが、「女性の方が男性より育児に適している」という根拠はなく、母親でなくても子育てはでき、母性は本能ではなく育児経験を通じた学習によって形成されるものだと分かってきました。愛着の形成には、母親だけでなく父親、祖父母、兄弟などの関わりも重要であると学ぶことができたようです。
講座の最後には、乳児の愛着形成に効果的な「ふれあい遊び」を参加者と行い、スキンシップを通して「安心感」と「絆」を育むことができました。