現代マネジメント学科:JICA海外協力隊セミナーを実施しました
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4月8日(火)、現代マネジメント学科の「実務研究C(国際社会)」(担当:水野英雄准教授)で、人間関係学部の卒業生の杉山圭美氏を講師に招き、「国際化とグローバル人材」をテーマにJICA海外協力隊セミナーを開催しました。
最初に、JICA中部の国内協力員の加藤奏太氏より、日本の ODA(政府開発援助)が各国の発展に貢献してきたこと、その一環として独立行政法人国際協力機構(JICA)が人材の派遣として実施しているJICA海外協力隊の活動の目的や意義を説明していただきました。

次に、2017年から2019年に、環境教育分野でエクアドルに派遣された杉山氏から、エクアドルの地理や文化、現地で取り組んだ環境教育について伺いました。

杉山氏は、署名の仕方や挨拶などの具体的な事例を用いて日本とエクアドルの文化的相違や、小学校で実施したごみの捨て方などの環境教育の取り組みを紹介しました。海外協力隊に参加するか悩んだ際には、「参加しないで後悔するよりも、参加して後悔した方がよい」と考えて決断したこと、現地の人々との交流がまたとない経験となったことなど、海外協力隊での活動で貴重な経験ができたことを伝えました。
セミナーを通じて、学生はグローバル社会の多様性と日本との関わり、国際的に活躍する人材になるためのチャレンジ精神について学ぶことができました。
セミナーを通じて、学生はグローバル社会の多様性と日本との関わり、国際的に活躍する人材になるためのチャレンジ精神について学ぶことができました。