心理学科:教職課程履修者が、「大学生・高校生と教育学者との対話—未来を生きる私たちが学校で本当に学びたいこと—」で発表を行いました

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吉良さんの発表スライド
2月21日(金)、教職課程を履修する心理学科3年の吉良彩さんと本藤佑菜さんが、日本教育学会主催のオンラインワークショップ「大学生・高校生と教育学者との対話—未来を生きる私たちが学校で本当に学びたいこと—」に参加し、「学校で本当に学びたいこと」を発表しました。
 
このイベントは、未来を生きる若者が「学校で本当に学びたいこと」は何かを発表し、教育学者との対話を通じて現在の学校教育を問い直し、学校教育をどのようにしていけばよいかを考えるものです。
 
吉良さんは、「メディアとの付き合い⽅を真剣に学んでみたい。18歳未満のSNS使用を制限してメディアから遠ざける⽅法が主流となっているが、それは本当に今を⽣きる⼈のためになっているのかと疑問に思う」と自分の考えを述べました。
 
また、本藤さんは、「障害を抱える⼦どもや特別なニーズを必要とする⼦も学びやすい環境を実現するために必要なことを考えていきたい。一人ひとりに寄り添い、誰もが馴染める教育とは何かを考え、学校教育の現場で実現させたい」と発表しました。
 
他大学の学生との意見交流は二人にとって好機になったようです。今後の教職課程の学びに生かしていきます。
 
発表する本藤さん

ワークショップに参加した二人の感想

〇吉良さん
ワークショップイベントへの参加やオンライン上の大人数によるディスカッションは初めてとても緊張しました。テーマについて、たくさんの参加者から様々な観点での言及があり、違う観点の人とも共通のキーワードが見つけられ、それぞれが感じてきた学びについて共有ができました。四年生は教職課程の集大成なので、今回のワークショップで得た知見を基に実習や授業に取り組みその先へ生かしていきたいです。
 
〇本藤さん
未来を担う私たちが社会や教育の充実のためにできること、変えるべきことや問題点を考え続け、行動できるきっかけが必要であり、そのためにこうして多くの意見を持ち合わせて議論を重ねる場がひとつのきっかけとなったのではないかと実感しました。