家庭科教員として働くOGが集合し、家政学研究会を開催
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2月8日(土)、令和6年度 家政学研究会が開催されました。
これは、本学を卒業して家庭科教員となったOGが集まって情報交換を行い、研鑽を積むことを目的に毎年開催されています。今年は、来春から家庭科教員としての採用が決まっている4年生も参加し、幅広い年代が交流を深めました。
はじめに、「高齢者のための住まい」と題し、生活環境デザイン学科の井澤幸准教授による講演会を実施。家庭科教員が授業で取り扱う内容に関連した「住まい」に関する研究成果や最新の取り組みを聞きました。
続いて、一般社団法人日本損害保険協会の及川清志氏より、損害保険など金融教育に役立つ副教材の紹介があり、最後に行われた親睦会では、参加者が勤務校の地区ごとに分かれ、日頃の教育活動に関する相談や今後の家政学研究会の在り方などについて意見交換を行いました。
年代は違っても、同じ学び舎を卒業して同じ職業に就く仲間として、和気あいあいとした雰囲気のなかで会は進行しました。家庭科教員は各学校に1名配置であることも多く、縦と横のつながりを持ち、ネットワークを作っておくことが日々の仕事の支えになります。
椙山女学園大学では、こうした卒業後のつながりの場を設け、一人ひとりが長く働き続けられるような仕組みづくりを大切にしています。