現代マネジメント学科:ISHIKAWAコラボのキューブ食パンを販売!

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現代マネジメント学科 東珠実教授の2年生のゼミと総合ベーカリーISHIKAWAが連携したプロジェクトで開発された「キューブ食パン」が完成し、2024年12月17日(火)株式会社デンソー(刈谷市)で初回販売を実施しました。
 
はじめに、株式会社デンソーを訪問し、総務部刈谷総務人事室 長谷川茂夫氏、内藤美紀氏からパンに使用した「サステナハニー」についてお話をお伺いしました。同社では、全世界に供給されている食料の多くはミツバチが受粉させているのにも関わらずミツバチが減っている現状から、ミツバチの飼育を通して社内外での環境啓発、緑化活動や地域活性化によるまちづくり、さらに障がい者就労支援につながることを目的に2015年から「みつばちプロジェクト」に取り組んでいます。
 
講習会では、そのプロジェクトで誕生したサステナハニーを使用して行われたイベントや地元企業との連携で誕生したお菓子など、さまざまな取り組みについても紹介していただきました。ゼミの研究テーマであるエシカルを学ぶ学生らにとって、サステナビリティと企業の多様な取組みについて理解を深める機会となりました。
 
販売イベントでは、学生らが店頭に立ちました。株式会社デンソーパーラー 事業企画グループ 小森貴大氏、塚本美公乃氏のサポートを受けながら店舗運営も経験しました。学生らはこの間、商品の製作・販売のプロから多くのことを学び、自身の視点を生かしてアイデアを練ってきましたが、この日、販売時間より早く完売したことで、大きな達成感を得たようです。
 
学生らは「社員の方の行動パターンの分析やリサーチを細分化することで、提案すべきパンの種類にも新たな視点を設けることができたと思う」「普段手にするさまざまな商品がどのように開発されるのか、その一部を体感することできた」など、思いを形にすることの難しさと充実感を味わうことができました。