生活環境デザイン学科:清水研究室が鴻池組と共同で耐力壁の実験を実施しました

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生活環境デザイン学科 清水秀丸講師の研究室が、中低層鉄骨ビルの建設に向けた共同研究として、建設ゼネコンの株式会社鴻池組つくばテクノセンターにて耐力壁の実験を実施しました。環境の負荷が少ないとされる循環型資源の木材は、温室効果ガス排出削減を進める建設業界から注目されている材料です。その中でも、大規模建築に用いられることが多いCLT (Cross Laminated Timber:直交集成板)を鉄骨ビルの耐力壁に用いる研究を卒業研究の一環として実施しました。
 
本研究は、都市部に多く新築で建てられる中層建物に用いることを最終目標とし、株式会社鴻池組、材惣木材株式会社、なかむら建設株式会社、日本福祉大学、株式会社三四五建築研究所、銘建工業株式会社、有限会社ライン工業と本学の共同研究(薄型CLT研究会)が実施するものです。今後、研究成果は卒業研究だけでなく、次年度の日本建築学会にて発表することを目標にデータ整理を進める予定です。
 
生活環境デザイン学科では、国内でも少ない木造建物の構造に関する科目を開講しており、建築における幅広い専門知識や技術を修得できることが特徴です。また、工学部と同様の建築に関する科目も開講しており、一級建築士も目指せ、建築における幅広い専門知識や技術を修得できます。