生活環境デザイン学科:ナカノフドー建設の協力のもと、建設現場の見学会を開催
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株式会社ナカノフドー建設名古屋支社の協力のもと、建築学を本格的に学ぶ課外授業として建設現場の見学会を実施しました。同社は、卒業後すぐに一級建築士の資格を取得した本学OG達が活躍中の企業です。
今回見学した鉄筋コンクリート構造は、マンションや病院、介護福祉施設などの建物に多く用いられる建築構法で、コンクリートの荒々しい表面や空調、排水の配管がまだ見える最上階から、室内の壁仕上げが最終段階に入った下階までヘルメットを被り安全第一に見学し、女性施工管理者から説明を受けました。建設会社の技術職への就職を目指す学生も多く、数年後の自分自身の姿を想像した多くの質問が行われました。
本学科は、1年生の「建築一般架構」で構法を学び、3年生の「建築材料学及び実験」で実際にコンクリートの作成と実験を、最後に「鉄筋コンクリート構造」で柱や梁、壁の設計を実施できるよう段階的に学びます。
工学部と同様の建築に関する科目を開講しており、建築における幅広い専門知識や技術を修得できることが特徴で、今後も課外授業を通して現場で学ぶ経験を大切にしていきます。