人間共生学科:ジェンダー・ワークショップ第4回を開催

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8月21日(水)、人間共生学科主催のジェンダー・ワークショップが開催されました。

第4回のテーマは、「学校あるある」の謎を解く!〜教室のジェンダー・クエスト〜」(虎岩朋加教授担当)。今回のワークショップでは、参加した高校生たちが、あの有名なテレビゲームを模して、ジェンダー平等を求めてたたかう勇者となり、教室環境や学校で使う学習用品、校則などに不必要な性別による二分法がないかどうか、学校行事や教師からの働きかけに性別による役割分担が想定されていないかどうかを探し、それらの解決策について探求しました。

「保護者への連絡はたいてい母親を想定している」「保健室に連れて行く人には女子が選ばれがち」など、発見したことを一つ一つカードに書き込んだ後、グループでカードを共有し、緊急に取り組むべきジェンダーに関する課題を洗い出しました。その後、自分がどのようなアクションを取ることができるかグループで話し合いました。

参加した高校生からは、「当たり前だと思っていたことを見直していきたい」「ジェンダーのことをもっと理解するための知識を得たい」という感想があり、身近な学校生活をジェンダーの視点から問い直し、ジェンダー平等の学校空間を作るための課題を考える機会となりました。