現代マネジメント学科:カルビー株式会社による特別講義を実施

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7月23日(火)、現代マネジメント学科の専門教育科目「消費者行動論A」(担当:東珠実教授)で、カルビー株式会社(本社:東京都千代田区)による、特別講義を実施しました。
 
今回の授業では、中部営業支援課 課長 越智大揮氏ら4名の方から、中部エリアにおける同社商品の販売戦略や消費者の購買行動などについてお話を伺いました。
 
はじめに、主力商品であるスナックやシリアルの国内市場について説明があり、近年の物価高騰における消費者の購買行動の変化や今後の市場拡大に向けた戦略について学びました。
 
続いて、菓子市場の拡大や外部環境に左右されない基盤づくりを目的としたカルビーファンを増やすさまざまな企画「地元FAN化戦略」が紹介され、カルビー各務原工場を活用した取組や、地元企業とのコラボレーションなど、消費者との関わりを増やすための戦略について説明がありました。ここでは、新しい商品を例に挙げ、認知度アップのために実際に小売店で行っているイベントを学生が体験しました。
 
また、シリアル市場については、過去に購入経験があり、その後一定期間購入のない「休眠層」をターゲットにした戦略について解説があり、SNSを活用した情報発信など、店頭での購入のきっかけとなる手法について学びました。学生らにとっては、身近な商品を通して、販売戦略やブランディングに消費者行動分析がどのように活用されるのか、実践的な学びを深める機会となりました。