管理栄養学科:学生チャレンジ応援プロジェクトで、椙山こども園の園児を対象にピザ作りの料理教室を開催

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8月8日(木)、管理栄養学科の有志の学生が、椙山こども園の園児を対象にピザ作りの料理教室を開催しました。
 
これは、令和6年度学生チャレンジ応援プロジェクトの一環として、管理栄養士を目指す学生が、こども園の園児の食育に取り組むもので、今回は園児が、食材の色、形、香りなどに興味を持ち、食事作りの過程で「自分で作れた」という達成感を味わい、食に関心が持てるよう、こども園と共同で企画、実施しました。
 
管理栄養学科の調理室にて、学生と園児がグループに分かれて、ピザ作りをスタート。園児は、学生と協力しながら材料をこねてピザ生地を作成。その後、生地にソースを塗り、思い思いのトッピングを載せてオリジナルのピザを完成させました。
 
ピザを焼いている間に別室で行ったエプロンシアターでは、園児が食への関心を高められるような栄養教育を実施。学生が、レモン、キャンディー、ゴーヤ、鮭、味噌汁などの食材を例に、「酸味」「甘味」「苦味」「旨味」の4つの味を園児に伝え、味わいの表現や栄養についてレクチャーしました。
 
エプロンシアターが終わると、園児お待ちかねのピザの試食を行いました。満面の笑みを浮かべ、自分で作ったピザを大事そうに味わいながら頬張り、中には、苦手で食べられなかったピーマンを、初めて食べることができた園児もいて、学生の関わりで食への興味を醸成できたようです。
 
学生は、日頃の学びを食育に生かし、園児の反応を直接感じることで、将来、食と健康に関わる仕事を目指す上で参考になる貴重な実践を積むことができました。総合学園の環境を生かし、これからも大学と学園内の各校が連携する取り組みを大切にしていきます。