心理学科:学生がジュニアの陸上選手に向けて、体づくりの大切さを講演
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國立さんの活躍は、様々なメディアで紹介されています!
7月6日(土)、三重県朝日町で、心理学科2年の國立華蓮さんが「ジュニア期の身体づくり 食事と強い土台づくりの大切さ」をテーマに、小学生の陸上選手に向けて、正しい食事の大切さを伝える講演を行いました。
このイベントは、朝日陸上少年団が企画。ジュニアの選手や特に女子選手に向けて、成長期の食事や体づくりの大切さを実感してもらうことを目的としています。
國立さんは、中学、高校時代から陸上の中・長距離ランナーとして活動。高校卒業後は女子駅伝強豪の実業団パナソニックで活躍しましたが、体調不良や疲労骨折が重なり2年で引退し、現在は心理学科で学びながらジュニア選手のサポートや、モデル活動も行っています。
國立さんは、夏の全国中学校体育大会出場を果たした中学2年の冬、「体が重い」と感じたことをきっかけに減量を開始。夕食を減らし、脂質が多い食べ物や炭水化物を避ける生活を高校2年の冬まで続けた結果、体重は減ったものの、貧血や無月経、低血糖といった体調不良に陥ったと自身の経験を伝えました。
ジュニアの選手や特に女子選手の体に対する知識が乏しく、無理な体重制限を強いる陸上指導者もいる中、一人ひとりの選手が自身と向き合い、正しい食事を意識することが重要だと話す國立さんは、参加した選手に対し、「ジュニアのアスリートにとって、無理な減量は絶対にダメです。競技結果を求めて無理をせず、体の土台づくりを大切にしてほしい」と呼びかけました。
リアルな体験談を積極的に発信する姿はメディアでも取り上げられ、多くのアスリートや陸上競技の関係者からも共感を集めています。