看護学科:河合桂子助教が第18回日本母性看護学会学術論文賞を受賞
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看護学科の河合桂子助教が執筆した論文「初産婦の食事量、食事の質および食事環境に関する食行動実践プログラム作成」が、第18回日本母性看護学会学術論文賞を受賞しました。この論文では、初産婦のための食生活プログラムを作成し、食行動変容に効果的であったことを報告されました。
河合助教は、「初めての妊娠期は、パートナーのモチベーションも高まるため、家族の健康的な食生活形成の好機です。今後も、女性と家族の健康を支援するための食生活プログラム構築を目指していきたいと考えます」と述べられました。
論文内容
妊娠期、赤ちゃんはお母さんの子宮内で育ちます。妊娠期の食生活が胎児や子どもの健康に関わる根拠が示されてきました。食生活プログラムを実施した群は、緑黄色野菜の摂取が増加し、主菜や朝食、昼食の摂り方が良くなりました。また食事中のスマホ利用者は11.1%、テレビ視聴者は48.1%まで減少する効果を認めました。