生活科学部:家庭科教員採用試験(被服実習・調理実習)対策講座で教員希望者をサポート

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生活科学部では、中学校・高等学校教諭一種免許状(家庭)の採用試験サポートのため、両学科が協力し合って実技試験に向けた特別講座を実施しています。

これは通常の課程では不足しがちとなる学びを補完し、採用試験合格に向けて更に後押しするもので、希望者全員に調理実習(担当:管理栄養学科)と、被服実習(担当:生活環境デザイン学科)の特別対策を行っています。
 
今年度は、4月27日(土)と5月18日(土)に、生活環境デザイン学科 石原久代教授が被服実習対策講座を実施。試験合格に求められる基本的手順などがしっかり指導されました。講座の中では、実習用素材に若い世代に流行の布を特別に使うことで「実習作品を身に着けることで学びを常に再確認できる」「一流の素材を扱うことでテキスタイル・素材を見る目を養う」など、合格のための工夫も随所に盛り込まれていました。6月、7月の試験に向けて参加した学生らは「直前に指導を受けられてよかった」と述べ、実際の試験にあわせた試験対策に真剣に取り組んでいました。

現在、若い世代の裁縫する機会が減っている中、今回の講座は特に管理栄養学科の家庭科教員志望者の心強い支援に繋がったようです。

この後、1次試験合格者を対象に管理栄養学科の加賀谷みえ子教授による調理実習の対策講座を計画しています。