文化情報学科:向准教授が、公共データを活用した作品コンテストで、ダブル受賞!
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3月9日(土)に東京大学駒場リサーチキャンパスで「アーバンデータチャレンジ2023」の最終審査会が開催され、文化情報学科の向准教授が応募した2作品が受賞を果たしました。
アーバンデータチャレンジは、地域課題の解決を目的に、地方自治体を中心とする公共データを活用したデータ活用型コミュニティづくりと作品コンテストの2つのパートで構成されており、作品コンテストでは、地域課題解決に資する優良な作品を表彰する取り組みを行っています。
向准教授は、今回の最終審査会において「PLATEAUを利用した名古屋市の犯罪マップと類似領域検索」と「防災かるたアプリを利用した子供の防災意識改善に関する取り組み」の2作品を発表。
前者は、国土交通データプラットフォームの都市3Dデータ(PLATEAU)と、愛知県警察が提供する犯罪オープンデータを利用して、警察官のパトロールや防犯ボランティアの支援を目的としています。後者は、「防災×遊び×子ども」をテーマに、防災周知啓発のための「防災かるたアプリ」を制作し、防災意識の向上に繋げる作品です。
向准教授の発表作品は、地域の防犯や防災に役立つ実践的な内容であることや完成度の高さが評価され、前者は、国土交通データプラットフォーム特別賞と銅賞、後者は銅賞を受賞しました。
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