生活環境デザイン学科:木造住宅を対象とする数値解析ソフトwallstatを活用した研究で優秀賞を受賞
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生活環境デザイン学科 4年生の北川音々さんが、2月に開催された「2023年度wallstat優秀卒業論文・修士論文」で優秀賞を受賞しました。
木造軸組構法住宅を対象とする数値解析ソフトウェアwallstatを活用した研究開発が目的とされており、昨年度に続き本学の学生が優秀賞に選ばれました。理系学生の発表が多い中、2年連続本学の学生の受賞は、文系出身の学生も、基礎から学びを深め建築分野を丁寧に学ぶことができる、本学科の強みが現れた結果となりました。
北川さんの卒業研究は、2023年に新築された木造3階建てビルの構造解析モデルをwallstatで構築し、建築基準法を超える想定外の巨大地震が入力された場合の応答を計算。さらに、耐力壁や部材断面を変更した解析モデルの計算も行い、より効率的に建物の耐震性能を満足する耐力壁の特徴をまとめるなど、これら一連の研究内容が高く評価されました。審査員からも、わかりやすいプレゼンテーションだったなどの高評価をうけました。