現代マネジメント学科:ESG投資についての特別講義を実施

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11月28日(月)、現代マネジメント学科の専門教育科目「基礎演習」(担当:苗馨允准教授)で、株式会社東京証券取引所の金融リテラシーサポート部課長の杉山佳子氏によるESG投資の実践についての特別講義が行なわれました。
 
講義では、実践の例として「ブルームバーグESG投資コンテスト」を紹介。杉山氏は、コンテストおよび講座の一環として指導にあたった上智大学の参加チームの活動例をあげ、チームメンバーのコンテスト参加経験の共有から、水資源をテーマとした理由、水問題に関連する銘柄のスクリーニング、投資リスクとリターンの可視化などについて説明しました。さらに、日々生活の問題に目を向け、解決しようとする姿勢の重要性を強調。その後、ESG投資に関する基礎知識の習得、テーマの決め方、プロジェクト進行上の困難などについて質問が寄せられ、熱心に議論を交わしました。
 
最後に、学生から関心を持っている分野として人権問題があがり、杉山氏は人権問題に着目した他のチームの経験を紹介した上で、女子大生として女性特有の課題問題を取り上げ、企業のESG活動などの調査と研究を深めるのも、有意義な体験かもしれないとアドバイスしました。