現代マネジメント学科:名証株式投資コンテストに向けた特別講義を実施

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10月23日(月)、現代マネジメント学科の専門教育科目「基礎演習」「展開演習B」(担当:植林茂教授)で、株式会社名古屋証券取引所(名古屋市中区)総務グループ課長の市川敬士氏、山中悠氏を講師に招き、名証投資コンテストの参加に向けて、準備を行いました。
 
植林ゼミの2、3年生の学生は、実際の株式市場の動きから資産運用の知識を深めることを目的に名証株式投資コンテストに参加します。2年生は3人一組のチーム戦、3年生は個人戦に参加します。講義では、システム登録の方法や実際にどういった投資ポートフォリオを組めばリスクを抑制できるかについて、主催者である名古屋証券取引所の実務担当者から説明を受けました。
 
名証株式投資コンテストとは、仮想的に現金300万円を元手として、名証上場銘柄を対象にバーチャルな売買を行い、元手をいくら増やしたかを競うものです。コンテストで上位入賞を狙うには、適時開示情報や夜間の日経平均先物の動きなどから情報を入手し、戦略を立てることが重要であるなど、投資のポイントを学びました。
 
また、講義の最後には昨年度本学を卒業し、同社で働く山中氏から、学生生活の過ごし方のアドバイスや業務で心掛けていることのほか、これから就職活動を控える学生に向けて「自分で意思決定して、納得できる選択をしてください」とエールが送られました。
 
株式売買の疑似体験を通して、実体経済の流れを理解し、就職活動が本格化する前に多くの企業研究の機会を得るとともに、卒業生の話から自身のキャリア形成についてイメージを膨らませました。
9名の学生は3チームに分かれ、10月26日(木)から12月4日(月)の期間に開催される学生対抗戦に参加し、上位入賞を狙います。