現代マネジメント学科:著名マーケット専門家の説明で東京金融マーケットを見学

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 9月14日(木)、現代マネジメント学部の専門教育科目「展開演習B」(担当:植林茂教授)3年のゼミ生6名が参加して東京金融マーケット等の見学を実施し、東京都中央区にある東京証券取引所、東京短資、日本銀行貨幣博物館を訪れました。
 
東京証券取引所は、わが国の株式売買の過半を占める日本最大の証券取引所です。かつては場立ちによる人の手を介した売買でしたが、現在ではすべてコンピュータによって売り買いのマッチングが行われています。メインコンピュータであるアロー・ヘッドや取引のシステム等について、専門ガイドの説明で見学を行いました。
 
次に、中央区日本橋室町にある東京短資ビルに移動し、コール市場などの取引を行っている東京短資のフロア、外国為替市場の取引を行っている上田東短フォレックス、日本国債の取引を行っているセントラル東短証券のフロアを専門家の説明により見学しました。実際のディーリングの状況について、臨場感を持って見学することができました。さらに、著名な金融マーケット専門のエコノミストで、様々なメディアに登場する東短リサーチ代表取締役社長 加藤出氏から最近のマーケットの実情などについて説明を伺い、その後、活発な質疑応答が行われました。
 
最後に訪れたのは、東京駅から10分ほどの日本銀行金融研究所貨幣博物館です。わが国の古代から近代にいたる様々な貨幣や中国を中心とする東アジアの貨幣などを展示している日本有数の貨幣所蔵数を誇る施設で、これらを見学し、金融についての理解を深めることができました。
 
学生からは、「臨場感を持って活気ある金融市場の取引を体感できた」「東京マーケットの規模の大きさを実感した」などの声が多く聞かれ、充実した一日となりました。