管理栄養学科:椙高生にPCR実験講座を実施

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8月9日(水)、管理栄養学科の生化学研究室(担当:本山昇教授)が、椙山女学園高等学校2・3年生の選択生物受講者を対象に、PCR実験講座を実施。当日は、12名の生徒が参加し、石原実礼助手と同研究室の4年生の学生が実験のサポートを行いました。

参加した生徒たちは、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を用いて、肥満関連遺伝子とアルコール感受性遺伝子の遺伝子多型を調査。肥満になりやすさに関わる遺伝子型について、学ぶ機会となりました。アルコールパッチテストでは、エタノールに浸した脱脂綿を使用して、アルコール感受性を調査。
また、口腔内から採取した細胞よりDNAを抽出し、PCR産物をアガロースゲル電気泳動での解析を体験。電気泳動写真に基づき、いずれの遺伝子タイプを有するかを判定しました。

高校とは違う実験内容や実験器具に、専門的な学びを知る機会となりました。また、学生たちも、大学での専門性や経験を生かした貴重な時間となりました。