「第9回SUGIYAMAエアラインシンポジウム」報告

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本学では、エアライン業界をめざす多くの学生に航空業界の仕事の内容や取得しておきたい資格などについて知ってもらい、エアライン業界就職へのモチベーションを高める一ステップにしてほしいという狙いから、毎年、シンポジウムを実施しています。  
今年度は、国内の航空会社3社から客室乗務員が各1名、関西地方および中部地方の空港運営会社から、それぞれグランドスタッフ1名と航空貨物担当者1名の5名の卒業生を招き、昨年12月16日(木)、星が丘キャンパスにおいて「第9回SUGIYAMAエアラインシンポジウム」を開催しました。  
各卒業生が、現在の業務内容や勤務スケジュール、入社してからの訓練内容、仕事のやりがいなどを説明。航空貨物担当者は、航空貨物業務が国際物流と人々のインフラを支える使命感とやりがいにあふれた仕事であることをお話しされました。また、グランドスタッフの方には、搭乗ゲート前での搭乗開始時刻のアナウンスを披露していただきました。さらに客室乗務員のひとりには離陸時の機内アナウンスを、別の客室乗務員には着陸時のアナウンスを、それぞれ日本語と英語で実演していただくという「アナウンスの"共演"」があり、シンポジウムに花を添えました。  
参加した在学生からは、「今まで正直、進路が揺らいでいましたが、今日のシンポジウムに出席して、本格的にエアライン業界をめざそうと思います」「改めて、椙山には大勢の誇らしい先輩がいることを実感し、本学に入学してよかったと心から思いました」などの感想が聞かれ、本シンポジウムがそれぞれの将来を考える上で有益な機会になったことがうかがえました。  
参加した在学生は登壇者たちに、終了後も熱心に質疑応答するなど、エアライン雑誌では得られない貴重な情報を知ることができ、有意義なシンポジウムになりました。