看護学科×管理栄養学科:AYA世代がん啓発と家族支援を目的に、「AICHI AYA week2023」を開催

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3月4日(土)・5日(日)、星が丘テラス内で、全国で開催されるAYA week 2023に合わせ、愛知県独自のAYA世代がん啓発活動と患者・家族支援を目的に、「AICHI AYA week 2023」を開催しました。
このイベントは、「AYA世代がんについて一緒に知って、考えよう」をテーマに、本学看護学部が主催。本学管理栄養学科の学生もボランティアで参加しました。
AYAとは、思春期(Adolescent)と若年成人(Young Adult)を指す言葉で、多くの人にとって親から自立し就学、就職する転換期であり、さらに恋愛、結婚、出産など人生の転機が集中する時期に当たり、人それぞれに合った支援が求められます。
当日は、三越映画劇場(星ヶ丘三越内)にて、「がん患者・家族を地域・在宅で支える」をテーマに、AYA世代のがんに関する映画・ドキュメンタリーを上映。映画原作者やがん当事者、医師を交えてトークショーを実施しました。  他にも、株式会社資生堂による外見ケアのレクチャーや、ボランティアガイドによる東山植物園のツアーなどを実施。
また、本イベントに先駆けて実施した「がん治療中に作れる簡単麺レシピコンテスト」で本学管理栄養学科3年の園田芽さんのアイデアをもとに、企業がアレンジした「かき玉あんかけきしめん」を提供し、クラウドファンディングを実施。多くの来場者から「おいしい!」との声をいただきました。
イベントには多くの方が来場し、楽しみながら「AYA世代がん」を知っていただきました。AYA世代がん患者家族支援を、当事者であるAYA世代、企業、大学など産官学が連携し、さらに医療従事者も参画することで、社会全体で考えるきっかけとなりました。

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