11月30日（火）、カルピス株式会社の方々をお招きして、6年生の児童を対象に、「カルピス」こども乳酸菌研究所を開催しました。
　このプログラムは、同社が全国の小学校で実施している出前授業です。乳酸菌と発酵の秘密を学ぶことで、普段食べているものには、ひとつひとつ歴史があり、人の知恵がつまっていることを学び、未来について考えることを目的としています。
　児童たちは研究員として、日本初の乳酸菌飲料である「カルピス」の誕生について映像で学んだ後、その製造工程でできる発酵乳を試飲するなどし、乳酸菌や酵母などの微生物の力を味覚や嗅覚を使って体感しました。また、「カルピス」の中で生きる乳酸菌や酵母を顕微鏡で観察しました。微生物の活発な動きに驚きの声があがっていました。
　最後に、「だれかの笑顔のために」というテーマで"こんな乳酸菌を発見したい"というアイデアを考えて発表しました。
　プログラムを体験した児童は、「実験がある授業はとても楽しい。乳酸菌の力ですっぱくなったり甘くなったりするのには驚きました」と話すなど、生物学への興味関心が広がる機会となりました。