園庭にも春の暖かさが広がり、子ども達は戸外での遊びを活発に楽しんでいます。園庭遊びの中ではぶどう組の子ども達が優しく関わってくれる姿が多く見られます。靴を履かせてもらったり、落ちた帽子をそっとかぶせてもらったりと、ぶどう組の子ども達のこうした優しい関わりに安心した表情を見せたり、笑顔を返したりと、心のやり取りが少しずつ育ってきています。

自然に触れる中でも、異年齢の関わりの姿が見られます。みかん組の子ども達が虫探しをしている様子に興味を示し、一緒に地面をのぞき込んで虫の動きをじっと観察する姿が見られます。小さな虫が動くたびに顔を見合わせて笑い合うなど、子ども達にとって“発見を共有する喜び”が芽生える大切な時間になっています。木の実を見つけたぶどう組の子が「みて!」と見せてくれると、手を伸ばして触れてみたり、じっと見つめたりと、ぶどう組やみかん組の子ども達の発見を一緒に楽しむ姿も増えてきました。



こうした関わりが安心して広がるよう、保育者は安全に配慮しながらそばで見守り、子どもの気持ちを代弁したり、年上の子ども達の優しい行動に言葉を添えたりすることで思いやりの気持ちが感じられるようにしています。春の自然の中で生まれる温かい関わりを大切にしながら、“興味が広がる力”や“人とのつながりを感じる力”をこれからも丁寧に育んでいきたいと思います。

