タライに水が入った袋を用意するとそのタライの中で袋を触ったりたたいたりしながらビニールに入った水の感触を楽しんでいた子どもたち。水遊びを実際に行うテラスで遊び、一人一つずつタライの中に入ることに慣れることで、水遊びで一人一人興味のある玩具で遊べるようにしていました。



 7月からの水遊び(温水遊び)では初めは水が入っていることに驚いていたものの、保育者と一緒に少しずつに触れ、「きもちいいね」「楽しいね」と子どもの気持ちに共感することで、水を手や足でバシャバシャして跳ね返った水を楽しみ笑顔になる姿がありました。また、柄杓や水が流れるカップなど好きな玩具に興味を持った子どもたち。そこに手づかみできる大きさのハートや星、大きい丸などいろんな形をした氷を用意し子どもに見せると、自ら指で触ろうと手を伸ばしていました。柄杓やカップで氷をすくおうとしたり氷をつかもうとしたりと一人一人のタライの中で興味を持った遊びを楽しんでいました。





 氷が溶けた水をじょうろで流し、同じ水でも温度の異なる水も楽しみました。冷たい水に触れた瞬間に「ひゃっ」と言い思わず手を引っ込めてしまったり何度も手を伸ばし冷たさを味わったりしている子どもたちです。
 これからも子どもたちが様々な感触に自らの体で直接触れ、そのものの感触を十分に味わい、楽しむ経験を通して、感覚や感性を豊かにしていきたいと思います。