新入園の子たちが加わり、賑やかになったみかん組の保育室。新しい環境に不安になり泣けてしまう子もいましたが、興味のある玩具を見つけると手に取って遊ぶ姿も見られるようになってきました。
食事・排泄・睡眠・着脱等の場面では、毎回できるだけ特定の保育士が援助を行い、子どもたちが「いつもの先生と、いつも行うこと」が分かり、安心して生活できるようにしています。
「いつもの先生」と安心して過ごすことで、少しずつ保育園に慣れてきた子どもたち。園庭では砂場で保育者と一緒に山やケーキを作って遊びました。ケーキの前で保育者がお誕生日の歌を歌うと、子どもたちも一緒に歌ったり拍手をしたり、「ぱくぱく~!」とケーキを崩したりして誕生日ごっこをしました。4月生まれの友達をお祝いした経験から模倣遊びとして楽しむ姿が見られました。また、保育者がシャボン玉をするとフワフワと飛んでいくシャボン玉を「まてまて~!」と追いかけたり、手で触るとシャボン玉がはじけるのが嬉しくて何度も「ぱちん!」と手で捕まえようとしていました。安心してのびのびと生活する中で、多くの笑顔が見られるようになってきました。
これから一年間、一人一人の気持ちを受け止め大切にしながら信頼関係を育んでいきたいと思います。