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写真家、小原玲さんの話を聞きました。

2014.10.21

10月20日(月)卒園児の保護者でもいらっしゃる動物写真家、小原玲さんに環境についての話を聞きました。

生まれたばかりのアザラシは、目が良く見えないのでにおいで判断します。お母さんが赤ちゃんに鼻でキスをして母親のにおいを伝える写真をみせてもらうと思わず、「きゃーかわいい!」と子どもたち。

かわいい写真ばかりみせてもらうだけでなく、地球温暖化の影響により、生まれたばかりのかわいい赤ちゃんたちは、泳ぎ方を覚える前に氷が溶けて溺れて死んでしまう話や、年々北極の氷はどんどん溶けているため、これからアザラシたちがどのように生き延びていくのかは、まだ分からない話など、自然の厳しさに直面し、子どもたちは真剣に聞いていました。

環境についての話は、科学的な話も含まれ難しく考えがちですが、小原さんは、子ども達に「自然を好きになって下さい。好きになってもっと遊んでください。」「好きになれば大切にする。」と丁寧に話してくださいました。 

小原さんは、タテゴトアザラシ、マナティー、蛍などの写真集も出版されています。興味のあるかたは幼稚園のえほのへやにもありますのでご覧ください。

     

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