看護学科:マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知2025の医療ボランティアスタッフとして活動!

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3月9日(日)、看護学科の学生が「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知2025」において、医療ボランティアスタッフとして活動しました。この医療ボランティアには、毎年、本学看護学科が参加しており、今年も多数の応募の中から選抜された1年生から3年生の学生78名が参加しました。
当日に先立ち2月に開催された説明会では、「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知2025」実行委員会事務局の方から、当日の業務内容や担当場所、緊急時の流れ、現在地を確認するブロック地図の確認方法などの説明を受けました。
 
当日は、コース上における傷病者の車椅子搬送の業務を担当。搬送中の注意事項やケースごとの対応方法などについてしっかりと頭に入れた上で活動に参加し、日々の学びを生かす貴重な“実践”の場となったようです。
 
【参加学生からのコメント】
私は実際に救護することはありませんでしたが、一般の方やハンディキャップのある方から医療従事者まで、さまざまなランナーの逞しい走りを見ることが出来、力をもらうことができました。(3年 坂井田奈歩さん)
 
病院での多職種連携は実習などで学んできましたが、より自分の身近な場所で多職種連携の実際を見ることができ、とても刺激的な1日になりました。マラソンランナーとして医師が走っていたり、伴奏者が視覚障害のある方の目となって一緒にゴールを目指していたり、年齢も職種も全く異なる人々が同じゴールを目指して一生懸命になっている一人ひとりの挑戦を間近で見ることもでき、勇気をもらいました。今回ボランティアとして携われたことで知ることも多くあり、とても有意義な経験になりました。(3年 安立桃亜さん)
 
自分の担当したエリアでは1名の方が足を攣ってしまい、リタイアすることになり、車椅子で救護所まで搬送しました。実際の患者さんを運ぶのはまだ基礎実習でしかやったことがなく、病院とは違って道もでこぼこしていて難しいと感じることもありましたが、とても良い経験になりました。(2年 奥村眞子さん)
 
実際に足を痛めた方を車椅子で移送する機会があったのですが、その方が外国の方で日本語が全く話せませんでした。英語での会話にとても苦戦し、噛み合わないことも多くありましたが、安心してもらえるように笑顔でいることを心がけました。移送後はそのランナーの方から感謝の言葉を頂き、言葉が伝わらないから仕方ないなどの理由で普段と異なった対応をするのではなく、その場で出来ることを最大限やることが大切だと学びました。しかし、やはり十分に言葉が伝わらなかったことは悔しく、緊急事態の場合は命に直結します。このボランティアをきっかけに、さらに英語を勉強したいと思うようになりました。(2年 岡愛玲菜さん)