現代マネジメント学科:「大学生の得するお金と生活知識」をまとめて公表

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現代マネジメント学科の専門教育科目「展開演習B」(担当:水野英雄准教授)の授業の一環で、3年生の学生が大学生に知ってもらいたい金融や経済の知識を整理し、「大学生の得するお金と生活知識」としてホームページで公開しました。大学生向けの金融経済教育の教材は、情報が多すぎてすぐに取り組むことが難しいため、①最低限の内容を使用する順番に教えること、②常に新しい金融システムや金融商品が誕生するので、自分で調べる方法を身につけることの2点を考えて作成しました。
学生は、2022年7月から8月にクラウドファンディングで資金を集めて、9月に沖縄県読谷村で「明るいダークツーリズム」をテーマにした現地調査を行いました。その際、クラウドファンディングに誤解した意見があったことで、正しい金融知識を身につけることが必要であり、貯蓄から投資へという流れを進めるためにも、若者に金融や経済をもっと身近に考えて知ってもらいたいと考えました。
金融や経済に関して知ってもらいたいことは多くありますが、コンパクトにまとめたいということで、最初に学ぶべき基本事項(初期学習用)とその発展(詳細学習用)の2種類に分けることで、効率的に学習できるように工夫しました。
今回の取り組みは、協力していただいているSMBCコンシューマーファイナンス株式会社やソニ-生命保険株式会社の方から学んだことを生かしました。また、2023年1月31日に対面とオンラインで発表を行い、いただいた意見を考慮して完成させました。
4月から大学に入学する新入生にも役立つ内容のため、ぜひ読んでみてください。
なお、3月29日(水)の「朝日新聞」26面に『大学生が知るべきお金の知識は 名古屋・椙山女学園大生が教材案 学割・アルバイト・クレカ・保険...新入生に「ぜひ読んで」』として記事が掲載されました。電子版で記事の途中までは見ることができます。