表現文化学科:西光寺住職のご母堂による特別講義を開催

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11月17日(木)、国際コミュニケーション学部「日本文学史(中世・近世)」(担当:伊藤信博教授)において、西光寺(長野県長野市)の竹澤環江氏(住職ご母堂)による「苅萱道心石童丸御親子御絵伝~絵解き」の特別講義が開催されました。
絵解きとは、説教・唱導(仏の道に導くため、教えを説くこと)を目的とする、宗教者による絵画を用いた文芸・芸能です。そのルーツはインドにあるとされ、中国、朝鮮半島から、平安時代に日本へ伝わって来ました。口演者の当意即妙な語りが、聴衆を引き付ける絵解きの多くは、寺社を中心に伝えられてきました。
今回は、竹澤氏により、「苅萱道心石童丸御親子御絵伝」に関する親子の別れと大人になった子との出会いについて軽妙な語りで口演していただきました。
多くの学生にとっては、初めて絵解きを直接間近で聴くという貴重な経験になりました。