現代マネジメント学科:JICA海外協力隊セミナーを実施

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4月11日(火)、現代マネジメント学科の「実務研究C(国際社会)」(担当:水野英雄准教授)で、本学人間関係学部の卒業生の杉山圭美氏を講師に招き、「国際化とグローバル人材」をテーマにJICA海外協力隊セミナーを開催しました。
最初に、公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)の藤澤英幸氏より、政府の ODA(政府開発援助)の一環として独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施しているJICA海外協力隊の活動の目的や意義をご説明いただきました。次に、2017年から2019年に、環境教育分野でエクアドルに派遣された杉山氏から、エクアドル地理、文化、環境教育の取り組みについて伺いました。
杉山氏は、署名の仕方など具体的な事例を交えながら、日本とエクアドルの文化的相違や、小学校で実施したごみの捨て方などの環境教育の取り組みを紹介。また、海外協力隊に参加するか悩んだが、「参加しないで後悔するよりも、参加して後悔した方がよい」と考えて決断したこと、現地の人々との交流がまたとない経験となったことなど、参加した学生にメッセージを伝えました。
杉山氏の体験談を聞き、学生はグローバル社会の多様性とそこで活躍する人材になるためにチャレンジすることの重要性を学びました。