5月8日（金）、椙山女学園大学附属小学校にアフリカ現代アート「ティンガティンガ」の作品が贈呈されました。贈呈式には、ティンガティンガ作品やコーヒー豆などを日本に広め、貿易をすることでタンザニアの人々の生活改善に努める島岡由美子氏と、ティンガティンガアーティストのアブダラ氏をお招きし、児童たちはティンガティンガアートも体験しました。
　本校は、以前よりオーストラリアやブルキナファソと交流する国際教育を行っています。児童たちには本イベントを通して、アフリカの子どもたちの生活の様子などを知り、他国に関心を持ち、自分の生活を見直すこと、また、人々のために尽力する尊さを学ぶことで自分の将来の生き方を考える際の参考としてもらうことを意図しています。
　贈呈式では、島岡氏から、タンザニアの人々の生活の様子やティンガティンガについて解説いただいた後、作品を贈呈していただきました。
　お礼に、児童たちは絵画と花束、オリジナル文具、そして合唱をプレゼントし、全員で"アサンテ・サーナ！（ありがとう！）"と、クワヒリ語で感謝を伝えました。
　アート体験では、アブダラ氏より背景から描き、その上に色を重ねて描くティンガティンガの特徴的な技法を英語で教えていただきながら、キリンの絵に色を塗りました。
　児童たちは、「どんどん色を重ねる描き方が勉強になった」、「自由に書けることができて楽しかった」と話すなど、短い時間でしたが有意義な体験となりました。

※ティンガティンガとは、タンザニアが発祥のアフリカを代表する絵画スタイルです