毎年の恒例となったアフリカン現代アート「ティンガティンガ・アート」の交流会が5月18日（水）に行われ、ティンガティンガ・アートを日本に広め、タンザニアの人々の生活改善に努める島岡由美子氏と、ティンガティンガアーティストのムワメディ氏、フェアトレードショップ「バオバブの木」の神田久美子氏が来校し、児童と交流を深めました。
　交流会ではまず、今年で10回目となる贈呈式が、駐日タンザニア大使も参加してリモート形式で行われ、タンザニアの国獣であるキリンを描いたティンガティンガ・アートとアフリカの花について紹介した新刊「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花‐ワイルドフラワー120」が寄贈されました。そのお礼に児童たちは、感謝の気持ちを込めて本校オリジナルの「椙ニコグッズ」と手作りのオブジェをプレゼントしました。これらは、島岡氏によってタンザニアの小学校の子どもたちに届けられ、両校の交流の架け橋となっています。
　贈呈式の最後にタンザニア大使より、タンザニアの文化を知るイベントを通して、タンザニアとの絆を深めてほしいと激励のお言葉をいただきました。
　続いて行われたアート体験では、4年生の児童80名が、ティンガティンガ・アートを制作。島岡氏とムワメディ氏の指導の下、6色の絵の具を使って自分の色を作り出し、キリンの絵に色を塗りました。児童たちは、背景をすべて塗りつぶしてから動物部分に色を重ねる特徴的な技法を学びながら、自由な発想でティンガティンガ・アートを体感。最後に自分のサインを加え、作品を仕上げました。

＊ティンガティンガ・アートとは、タンザニアが発祥のアフリカを代表する絵画スタイルです。

【ティンガティンガ原画展 第15回名古屋展】
日時：2022年5月20日（金）～5月29日（日）
時間：月～木 10:00～17:00、金土日 10:00～17:30（最終日16:00）
場所：妙香園画廊6F（名古屋市中区栄3-14-14）
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