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ICT活用の先端事例として椙小の授業を紹介

ICT活用の先端事例として椙小の授業を紹介

2016.03.23

 3月19日(土)、ウィンクあいち(名古屋市中村区)にて、教育ICT(Information and Communication Technology)活用の先端事例を教員が発表する第5回 次世代classフォーラムが開催され、本校の福岡なをみ教諭が「タブレットPCで育む4つの力」と題して、ICTを活用した4年生の授業の模様を発表しました。
 本校では、平成25年の新校舎竣工によりメディア室にタブレットPCを設置、各教室への無線LANなどの環境を整備し、教員が積極的にタブレットPCや電子黒板を活用した授業を行うなど、ICTを効果的に活用したアクティブ・ラーニングの学習を取り入れています。
 発表では、児童が一台ずつタブレットPCを使用して、音読や漢字の書き取り練習、各自の意見の発表などを行う「国語」の様子や、タブレットPCを使うことで図形やグラフを授業で示しやすくなり、面積の計算なども多様な考え方を共有できる「算数」の事例を紹介。いつもは受け身になりがちな児童も、タブレットPCを使用した授業では全員が答えを返信するため、何とかして問題を解こうと主体的に取り組むようになることが報告されました。このほか、「社会」では、調べ学習に利用するとともに、さらに調べたいことを追求し、写真や図を使って楽しく発表資料にまとめることができた事例や、「体育」で児童がタブレットPCの動画機能を使ってお互いの縄跳びの様子を撮影し、スロー再生しながら練習方法をアドバイスし合う様子が紹介されました。
 福岡教諭はこのようなタブレットPCを活用した授業で育む4つの力として、情報収集やまとめることで培われる「思考・判断力」、文章を読み取り、自分の意見を表現する「言語力」、お互いの良さを認め合い、意見を交換し合う「協働力」、基礎学力の定着、達成感からさらなる意欲がわく「知識・理解力」をあげ、ICT教育の有用性を強調しました。