ぶどう組になり、保護者の方に一人一人の粘土を購入していただきました。棚から自分のマークを見つけて、両手で持ち、机まで運びます。「自分のもの」と「他人のもの」の区別がはっきりとわかり、「これ〇〇ちゃん(くん)のだね」と自分のものがあることが嬉しい様子です。
新品の粘土は固く、「これどうやってやるの?」と少し触ってみるものの、遊び方がわからない子どもたち。そこで、保育者が「これはね、いろいろな形になるんだよ」とちぎったり、丸めたり、伸ばしたりする姿をみせつつ、粘土を少し柔らかくすると、「こう?」と真似し始めました。
2回目、3回目と回数を重ねるごとに粘土遊びにも慣れてきて、「これはバナナ!」「お誕生日のケーキ!」「クッキー!」と様々なものに見立てています。子どもたちの見立て遊びの素材の一つになったようです。
子どもたちが自分で形を変化させ、見立てて遊ぶことができる粘土遊びを今後も楽しみ、創造力、イメージする力を育て、その面白さを感じられるようにしていきます。