プラネタリウムでは、目を凝らしてじっと星を見ていましたが、子ども向けの楽しい内容に時々笑いもあふれていました。ロケットに乗って太陽系を巡り、間近で惑星を見たり、地球を眺めたりして宇宙への興味が更に増したようです。 次の日、「プラネタリウム綺麗だった」「土星の輪っかは星屑なんだよ」「えー?氷の粒だよー!」など子どもたち同士で、楽しかった思い出を振り返っていました。
月刊絵本の「うちゅうえんそく」を保育者が子どもたちに読むと、「宇宙に行ってみたーい!」「ロケット乗りたい!」と子どもたちの声がたくさん出ました。 プラネタリウムの観覧後だったこともあり、「ぞうぐみプラネタリウム作ったらいいんじゃない?」「宇宙を作ろうよ」と子どもたちから提案がありました。 他の子たちも「いいね!」「どうやって作る?」などと話し合いがスタート、そして、〝宇宙作り″が始まりました! 初めに何を作ろうかとなり、星や地球に月、天の川、惑星などプラネタリウムで見たものを子どもたちは思い出しました。「今、僕たちがいるのは地球だよ」という意見から、他の子どもたちが「そっか!じゃあ地球を作ろう!」と賛成し、まずは大きな地球を作ることになりました。
どうやって作るか子どもたちと相談しながら進めていき、段ボール箱に新聞紙を貼っていくことになりました。 子どもたちは「じゃあ新聞紙丸めるよ」「新聞紙貼っていきたい」と新聞紙を丸めるチームと地球の骨組みになる段ボール箱へボンドで貼っていくチームに分かれました。
次に地球には「海と陸がある!」「雲もあるよ」と話し合って、まずは海を作ろうとなり、子どもたち1人ひとりが白い紙に絵の具で塗って合わせました。そして、世界地図を見ながら「オーストラリアだ!」「アメリカ知ってる」など画用紙を好きな大陸の形に切って貼ったり、「雲はふわふわしてるから綿がいいんじゃない?」というアイディアから綿を使って雲を表現したりしました。 完成した地球を見て、「おーすごい!」「ここは僕が作った日本だよ」「私はインドにした」など達成感を感じているようでした。 ロケットや惑星を作り、ぞう組プラネタリウム作りは、盛り上がっています!