英語表現音読コンテスト 2025

開催日
開催場所
参加資格
Aグループ:帰国生
満5歳の誕生日以降に通算1年以上英語圏に居住した者、または日本国内外を問わず英語で教育を行う学校に6カ月以上在籍したことのある者。英語を母語とする者もAグループに含みます。
Bグループ:帰国生以外
※ 資格に関するご質問は、下記のお問い合わせ先(Eメール)にお問い合わせください。
※ 規定に違反した参加者は評価の対象外とします。
コンテスト形式
1組は1~3名以内とします。
複数名の場合は原稿を分割して担当してください。
- スピーチのメッセージを深く理解し説得力のある伝え方ができているか
- スピーチを通して聴衆とコミュニケーションをとれているか
- 声の大きさ、読む速さ、イントネーションが適切かどうか
※暗記暗唱は求めません。
※スピーチリスト(課題)の内容の変更(編集等)は不可とします。
Aグループ・Bグループのそれぞれの優勝、準優勝の組に優勝(3万円)、準優勝(2万円)を進呈します。
また、当日は、お茶とささやかなお菓子をご用意します。
応募期間
先着40組とします。
スピーチリスト(課題)
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NO.1 セヴァン・カリス=スズキ(Severn Cullis-Suzuki) 1992年
*カナダ出身の環境活動家
<内容>
・リオデジャネイロ開催のEarth Summitにおけるスピーチ
・12歳で国際舞台に立ち、環境問題について子供の立場から語る
・環境破壊の停止を訴え、資源を持つ側の無関心を批判 -
NO.2 ネルソン・マンデラ(Nelson Mandera) 1994年
*南アフリカ共和国大統領
<内容>
・南アフリカ初の黒人大統領として就任
・「虹の国」として、黒人も白人も尊厳を持ち共に生きる未来を宣言
・「決して二度と抑圧を許さない」と強く誓う -
NO.3 エマ・ワトソン(Emma Watson) 2014年
*イギリス出身の俳優
<内容>
・国連「HeForSheキャンペーン」スピーチ
・フェミニズムを「男性嫌悪」とする誤解を正す
・自らの力を信じて動き出すことの必要性を強調 -
NO.4 アン・ハサウェイ(Anne Hathaway) 2018年
*アメリカ出身の俳優
<内容>
・Human Rights Campaign晩餐会のNational Ally for Equality受賞スピーチ
・社会に根強く残る偏見を否定し、LGBTQの人々と共に立つ姿勢を示す
・愛が中心にあるとき、すべての人に扉が開かれる -
NO.5 RM 2018年
*K-POPグループBTSのリーダー
<内容>
・ユニセフのグローバルサポーターとして、世界の子どもや若者に向けて発信
・幼少期から現在に至るまでの葛藤や気付き
・ありのままの自分を愛すことが大切 -
NO.6 クリスティン・ウェンツ(Kristen Wenz) 2019年
*アメリカ出身の人権活動家
<内容>
・弟の養子縁組をきっかけに、出生証明書のない子どもの問題に気づく
・世界で10億人以上が法的に「存在しない」とされ、必要な支援が届かない
・共感と行動が変化を生むと呼びかけ -
NO.7 ミンジン・リー(Min Jin Lee) 2022年
*韓国系アメリカ人作家
<内容>
・Break the Silence Rallyで行ったスピーチ
・ヘイトクライムの急増により、日常生活における恐怖や自衛の実態
・差別や偏見に屈せず立ち向かい、自信の物語を語ることの意義
特別イベント

イアン・マローニー(lain Maloney, Ph.D.)
イギリスのスコットランド・アバディーン出身。2005年に来日。日本での暮らしをつづった回顧録The Only Gaijin in the Villageや、明治時代に日本各地で灯台を築いた技師たちの歴史を描いたThe Japan Lightsをはじめ、これまでに9冊の文学作品を出版している。専門はトラウマと文学。University of Sunderlandにて博士号取得。作家としてだけでなく、音楽家、ポッドキャスター、ジャーナリストとしても活動している。