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よく学び、よく楽しんだ長崎での修学旅行

よく学び、よく楽しんだ長崎での修学旅行

2023.11.30

2年生が長崎に修学旅行のため、前半クラスは11月13日(月)、後半クラスは14日(火)にそれぞれ出発し、3泊4日の日程を無事に終えました。
本校の修学旅行は、重要な探究活動の機会と位置づけており、「鎖国下の長崎貿易」「キリスト教の布教と殉教」「被爆者の体験談から学ぶ」など、長崎ならではの全16テーマの中から一つを選び、一班6人で約半年の間、探究を行ってきました。
初日は原爆資料館と平和公園を訪れた後、被爆体験を語り継ぐ講話を聞き、2日目と3日目は、班ごとにそれぞれの研究テーマについて現地講師とフィールドワークなどを実施。被爆者について学ぶ班の一つは、長崎で被爆した芥川賞作家、林京子氏の小説『祭りの場』の跡をたどり、当時女学生だった林氏が被爆したと推定される地点や小説に描かれた主な場所で講師からお話を聞きました。兵器工場で働いていた林氏の当時の状況を想像しながら、小説の内容を再確認した生徒は、「自分が学んだことを身近な人に語り継いできたい」と話し、実際にその場に行き、想像することで自分事と捉えることができたようです。
このほかにも、ハウステンボスや太宰府天満宮、国立博物館なども訪れ、存分に学び、楽しんだこの4日間、生徒らにとって一生の思い出となりました。