2月28日（金）、第72回卒業証書授与式を挙行しました。
家族や教職員に見守られる中、卒業生391名が和風館に入場。毎朝聴いて慣れ親しんだ金剛鐘の音色で開式し、学園歌、開式の辞に続き、卒業証書授与が行われました。担任の先生が代表者の名前を読み上げられると、卒業生は3年間の思い出を胸に、和風館に響き渡る大きな声でクラスごとに返事。続いて浅井結衣さんが卒業生を代表して早川操校長から卒業証書を受け取りました。
　学校長式辞で早川校長は、昨年長崎と広島を訪問したローマ教皇が演説した平和の大切さや前向きな行動が人の心を明るくすることについて語りました。
この後、理事長祝辞、PTA会長祝辞に続き、卒業生の言葉が披露されました。卒業生代表の大橋ゆうなさんは、椙高で過ごした3年間の思い出について述べ、文化祭や部活動を通して学園の教育理念「人間になろう」の精神である人と支えあう大切さを学ぶことが出来たと締めくくりました。
　「仰げば尊し」、閉式の辞に続いて、学園感謝状、皆勤賞などの表彰が行われました。最後に、卒業生が感謝の気持ちを伝えるため合唱を披露。卒業生たちは、それぞれの未来に向けて巣立っていきました。
　なお、今回の卒業式は新型コロナウイルス感染症が国内で拡大している現状を鑑み在校生の出席を見送られました。