心理学研究法

学問論としての「方法論」と具体的な作業としての「方法術」について学習し、心理学は科学的方法に則っている学問であることを身をもって理解します。通俗的な心理理論と科学としての心理学との違いを理解するだけでなく、科学としての心理学を学ぶ力を養います。

発達臨床心理学

乳幼児期・学童期の発達の障害や発達診断の基本的な考え方について学ぶことを目的に、関連するビデオや映画・絵本なども補助教材として使用しながら、発達障害児者への理解を深め、支援の基礎を身に付けることを目指します。

知覚・認知心理学

私たちが日常生活において、外界からの情報をいかに処理しているか、人の感覚・知覚・認知の基礎について学びます。日常生活におけるこころの働きについて理解を深めることを目指します。

心理療法

心理療法には様々な学派がありますが、どのような治療観・治療法があるかを具体的な事例から示します。また、児童期・思春期に見られる障害および心理的問題と、心理的援助の実際についての理解を深めます。

生命倫理学

生命倫理に関する基本的な知識を修得するとともに、「いのち」の始まりから終わりまでの間に横たわる倫理的問題を自分自身で考え、単に知識として理解するに留まらず、より納得のいくかたちで身に付けられるようになることを目指します。

産業・組織心理学

キャリア形成を含む、 職場における諸問題に対する支援や 組織における人の行動について理解を深めます。また、社会状況や心理学理論の知識を踏まえ、社会課題の解決に向けて生かせる力を養います。